宙ぶらり(読み)チュウブラリ

デジタル大辞泉 「宙ぶらり」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ぶらり〔チウ‐|チユウ‐〕【宙ぶらり/中ぶらり】

[名・形動]宙ぶらりん」に同じ。「議案が―になる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「宙ぶらり」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ぶらりチウ‥【宙ぶらり・中チュウぶらり】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 空中にぶらさがっていること。また、そのさま。ちゅうぶらりん。
    1. [初出の実例]「ふもとをば雲のつつみてちうぶらり天からつった富士の山哉」(出典:狂歌・吾吟我集(1649)八)
  3. どっちつかずで、中途はんぱなこと。また、そのさま。ちゅうぶらりん。
    1. [初出の実例]「あるにても候はず、なきにても候はずと申せば、中ぶらりといへるものにて」(出典:仮名草子・清水物語(1638)下)

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