定額僧(読み)ジョウガクソウ

デジタル大辞泉 「定額僧」の意味・読み・例文・類語

じょうがく‐そう〔ヂヤウガク‐〕【定額僧】

平安時代、諸官寺に員数を定めて置かれ、朝廷より供料をうけた僧。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「定額僧」の意味・読み・例文・類語

じょうがく‐そう ヂャウガク‥【定額僧】

〘名〙 奈良時代以降、国分寺・官寺・定額寺・御願寺などに一定人数で置かれ、官から供料(ぐりょう)を受けた僧。じょうがく。
延喜式(927)一一「凡諸寺別当鎮三綱并定額僧等、依官符補任之者、宜先令所司勘申年臈、而後造符」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android