宛て名(読み)あてな

精選版 日本国語大辞典 「宛て名」の意味・読み・例文・類語

あて‐な【宛名・当名】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 手紙書類などに書く先方氏名、または住所氏名。宛先の名。
    1. [初出の実例]「当名(アテナ)皆清さまと有て」(出典:浮世草子好色五人女(1686)一)
  3. あだな。
    1. [初出の実例]「面体からだへ数ケ所の手疵、それ故に宛名をばきられ与三郎ととなへるよし」(出典:歌舞伎・与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)五幕返し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android