宝井馬琴(初代)(読み)たからい ばきん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宝井馬琴(初代)」の解説

宝井馬琴(初代) たからい-ばきん

1801-1857 江戸時代後期の講談師
享和元年生まれ。2代森川馬谷の門人滝沢馬琴にちなんで馬琴を名のった。従来の棒読み講談からはじめて対話型世話講談をあみだし,女性客もひきつけて好評を博した。初代から3代までは東流斎,4代から宝井を名のる。安政4年8月19日死去。57歳。本名は吉田常吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android