実子・核子(読み)さなご

精選版 日本国語大辞典 「実子・核子」の意味・読み・例文・類語

さな‐ご【実子・核子】

〘名〙
① 瓜の種子。うりざね。
和玉篇(15C後)「心 ココロ サネ サナゴ」 〔和訓栞(1777‐1862)〕
② 米の粉のかす。精米などで残る米かす。
われから(1896)〈樋口一葉〉三「さなご入れたる糠袋に」
③ 豆、そばなどを粉にひいたときに生じる最も粗い粉。〔蕎麦通(1930)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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