実歴(読み)ジツレキ

デジタル大辞泉 「実歴」の意味・読み・例文・類語

じつ‐れき【実歴】

身をもって経験したこと。実際に見聞きした事柄
「―の事を筆録して、遺忘に備うるは」〈中村訳・西国立志編
偽りのない履歴

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実歴」の意味・読み・例文・類語

じつ‐れき【実歴】

〘名〙
① 実際に経験したこと。実地で見聞したこと。
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉五「考察の理、実歴の事を筆録して遺忘に備ふるは、詳慎にして学を好む人の為るところなり」
② いつわりのない実際の履歴。

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