実語(読み)ジツゴ

デジタル大辞泉 「実語」の意味・読み・例文・類語

じつ‐ご【実語】

仏語顕教で、言葉が真実にかない、また、行為が言葉と相応していること。密教では、真言しんごん、または、真如しんにょのこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実語」の意味・読み・例文・類語

じつ‐ご【実語】

〘名〙
① 仏語。嘘、偽りのない真実の語。真理にかなう語。じちご。
※観智院本三宝絵(984)上「戒を守て早やく死なむには、実語は第一の戒なり。実語は天に昇る橋なり」 〔翻訳名義集‐三〕
道理にあったことば。真実の語。
童子問(1707)中「聖人之学、以実語実理

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