宮林菫哉(読み)みやばやし きんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮林菫哉」の解説

宮林菫哉 みやばやし-きんさい

1887-1921 明治-大正時代の歌人,俳人
明治20年5月14日生まれ。短歌を北原白秋にまなび,「地上巡礼」「曼陀羅(まんだら)」などに投稿。俳句河東碧梧桐(へきごとう)の新傾向運動に賛同。社会主義的思想をいだき,小説「本流へ」を掲載した俳誌「骨」は発禁となった。大正10年2月23日死去。35歳。長野県出身。本名は弥作。歌人名は赤野陽一別名に田川弥吉。句集に「冬の土」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android