宮路(読み)ミヤジ

デジタル大辞泉 「宮路」の意味・読み・例文・類語

みや‐じ〔‐ぢ〕【宮路/宮道】

宮殿に通う道。
「はたこらが夜昼といはず行く道を我はことごと―にぞする」〈・一九三〉
神社に参る道。参道
「誓ひすぐなる神詣かみまうで、―や絶えせざるらん」〈謡・伏見

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精選版 日本国語大辞典 「宮路」の意味・読み・例文・類語

みや‐じ‥ぢ【宮路・宮道】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 宮殿に通じる道。御所へ通う道。
    1. [初出の実例]「はたこらが夜昼といはず行く路を吾れはことごと宮道(みやぢ)にぞする」(出典:万葉集(8C後)二・一九三)
  3. 神社にもうでる道。参詣の道。参道。
    1. [初出の実例]「誓ひすぐなる神詣で誓ひすぐなる神詣で宮路や絶えせざるらん」(出典:叢書本謡曲・伏見(1558頃))

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