宵庚申(読み)ヨイコウシン

デジタル大辞泉 「宵庚申」の意味・読み・例文・類語

よい‐こうしん〔よひカウシン〕【宵×庚申】

《「よいごうしん」とも》庚申待ちの前夜
「―を精進だしに使うて」〈浄・二つ腹帯

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精選版 日本国語大辞典 「宵庚申」の意味・読み・例文・類語

よい‐こうしん よひカウシン【宵庚申】

〘名〙 (「よいごうしん」とも) 庚申待ちをする日の宵。宵の庚申。→庚申待(こうしんまち)
浄瑠璃心中宵庚申(1722)下「今宵五日よひがうしん女夫連で此の家を去ると思へばよいわいの」

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「宵庚申」の解説

宵庚申
よいごうしん, よいのこうしん

歌舞伎・浄瑠璃の外題
作者
近松門左衛門(1代)
初演
安永1.秋(京・三桝座)

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