家恩(読み)カオン

デジタル大辞泉 「家恩」の意味・読み・例文・類語

か‐おん【家恩】

家から受ける恩恵。「家恩を受ける」
ある家、一族に与えられる恩恵。〈日葡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「家恩」の意味・読み・例文・類語

か‐おん【家恩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある家または家族に対して与えられる恩恵。
    1. [初出の実例]「Cauon(カヲン)。イエノ メグミ」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 家からうける恩。
    1. [初出の実例]「我身已に家恩(カオン)をうけて、久しく大阪に学に遊び」(出典:内地雑居未来之夢(1886)〈坪内逍遙〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android