容体振る(読み)ヨウダイブル

デジタル大辞泉 「容体振る」の意味・読み・例文・類語

ようだい‐ぶ・る【容体振る】

[動ラ五(四)]体裁をつくる。もったいぶる。
「気取った物ごし、ハイカラな―・ったスタイル」〈広津和郎風雨強かるべし〉

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精選版 日本国語大辞典 「容体振る」の意味・読み・例文・類語

ようだい‐ぶ・る【容体振】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「ぶる」は接尾語 ) 体裁を飾りつくろう。もったいぶる。気どる。〔慶応再版英和対訳辞書(1867)〕
    1. [初出の実例]「何処やら以前に変りて容躰振(ヨウタイブリ)たる口上憎さ」(出典寝白粉(1896)〈小栗風葉〉二)

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