宿木科(読み)やどりぎか

精選版 日本国語大辞典 「宿木科」の意味・読み・例文・類語

やどりぎ‐か‥クヮ【宿木科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約三六属一三〇〇余種があり、熱帯から温帯に広く分布常緑葉を持ち大多数は半寄生低木。花は通常集散花序または穂状花序に咲き、両性または単性。花被片は四~八裂し、肥厚した花托に着き、雄しべは花被裂片と同数。子房下位一室、花托の中にうまっている。果実は凝液果または石果。日本にはマツグミヤドリギなど四属五種が知られている。この仲間を三六属以上に分割する考え方もある。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android