宿花(読み)よみはな

精選版 日本国語大辞典 「宿花」の意味・読み・例文・類語

よみ‐はな【宿花】

〘名〙 返り咲きの花。かえりばな。
※和泉式部続集(11C中)上「よみはなのさきたるを見て かへらぬはよはひなりけりとしのうちにいかなる花かふたたびは咲」
[補注]「名語記‐四」に「木草にもよみはなと云も、時ならねは冥途心地也」とあり、元来、黄泉(よみ)の花の意でいったものか。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android