富加(読み)とみか

改訂新版 世界大百科事典 「富加」の意味・わかりやすい解説

富加[町] (とみか)

岐阜県中南部加茂郡の町。1974年町制。人口5516(2010)。関市と美濃加茂市にはさまれた町で,北部の丘陵地帯と長良川支流の津保川川浦川が形成した南部の低地帯からなる。1965年ころまで人口流出が続いたが,近年宅地化が進んでいる。農業が主産業で,米作に野菜栽培,畜産を組み合わせた都市近郊型農業が行われる。西部にある清水寺の木造十一面観音座像は重要文化財に指定されている。長良川鉄道線が通じる。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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