富士松加賀太夫(7世)(読み)ふじまつかがたゆう[ななせい]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「富士松加賀太夫(7世)」の意味・わかりやすい解説

富士松加賀太夫(7世)
ふじまつかがたゆう[ななせい]

[生]安政3(1856)
[没]1930
新内節太夫。本名小林文太郎。5世加賀太夫の弟子。津賀太夫,富士太夫を経て,1902年加賀太夫を継ぎ,富士松派7世家元になる。その美声は明治末期から大正にかけて一世を風靡し,常磐津林中,5世清元延寿太夫とともに名人と称せられた。

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