富士田音蔵(5代)(読み)ふじた おとぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「富士田音蔵(5代)」の解説

富士田音蔵(5代) ふじた-おとぞう

1874-1928 明治-昭和時代前期の長唄唄方。
明治7年1月20日生まれ。6代富士田千蔵の子。3代松永和楓(わふう),3代杵屋(きねや)勝太郎師事。明治37年5代を襲名した。市村座,新富座,明治座などの立唄(たてうた)として活躍し,3代杵屋栄蔵と長唄鶴命(かくめい)会を結成。昭和3年12月26日死去。55歳。東京出身。本名は関谷織三郎。前名は富士田吉四郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android