富川親方八重山島諸村公事帳(読み)とみがわうえーかたやえやまじましよむらくじちよう

日本歴史地名大系 の解説

富川親方八重山島諸村公事帳
とみがわうえーかたやえやまじましよむらくじちよう

写本 石垣市立八重山博物館

解説 光緒元年首里王府から八重山に布達された文書。同治一二年王府派遣の検使富川親方盛奎が作成したもの。与人・目差などの各村役人が村政を遂行する際の手引としたもので、各村番所に備え付けられていた。八重山博物館に保管されているのは川平村番所・竹富村番所・古見村番所・桃里村番所旧蔵のもの。

活字本沖縄県史料」前近代七・石垣市史叢書三

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android