富田林[市](読み)とんだばやし

百科事典マイペディア 「富田林[市]」の意味・わかりやすい解説

富田林[市]【とんだばやし】

大阪府南部の市。1950年市制。中心市街は石川の河谷平野にあり,一向宗興正寺の寺内町として成立,江戸中期以降交通の要衝物産集散地として発展,1898年近鉄長野線が通じる。竹すだれ,グラスボールの特産がある。丘陵部のミカンのほか,豆類,ナス,キュウリの促成栽培が盛ん。滝谷不動尊明王寺,PL教団本部,金剛地区に大規模な住宅団地の金剛団地がある。南海電鉄が通じる。39.72km2。11万9576人(2010)。

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