寒素(読み)かんそ

精選版 日本国語大辞典 「寒素」の意味・読み・例文・類語

かん‐そ【寒素】

〘名〙 (形動) 貧しく質素なこと。また、そのさま。飾りけのない貧しい様子。
※本朝文粋(1060頃)二・応補文章生并得業生復旧例事「揚馬之輩。出寒素之門」 〔南斉書‐王僧虔伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「寒素」の読み・字形・画数・意味

【寒素】かんそ

倹素。晋に士を挙げる科目とした。〔抱朴子、審挙〕時人の語に曰く、~白、濁れること泥の如し。高第良將、怯なることの如し。

字通「寒」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android