寒雀(読み)カンスズメ

デジタル大辞泉 「寒雀」の意味・読み・例文・類語

かん‐すずめ【寒×雀】

寒中スズメ。美味で滋養に富むという。 冬》「―大仏殿すまひなる/誓子

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精選版 日本国語大辞典 「寒雀」の意味・読み・例文・類語

かん‐すずめ【寒雀】

  1. 〘 名詞 〙 寒にはいってからの雀。寒中の雀。特に美味で滋養に富むとする。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「菅丞相とやら、寒すずめとやらいふ、流人めをいたはるとて」(出典:浄瑠璃・天神記(1714)三)

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