寝らく(読み)さぬらく

精選版 日本国語大辞典 「寝らく」の意味・読み・例文・類語

さぬ‐らく【寝らく】

(動詞「さぬ(━寝)」のク語法) 寝ること。
万葉(8C後)一四・三三五八「佐奴良久(サヌラク)は玉の緒(を)ばかり恋ふらくは富士高嶺鳴沢(なるさは)のごと」

ぬ‐らく【寝らく】

(動詞「ぬ(寝)」のク語法) 寝ること。
※万葉(8C後)一四・三三五八(或本歌)「ま愛(かな)しみ奴良久(ヌラク)しけらくさ鳴らくは伊豆の高嶺の鳴沢なすよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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