寝付く(読み)ネツク

デジタル大辞泉 「寝付く」の意味・読み・例文・類語

ね‐つ・く【寝付く】

[動カ五(四)]
眠りにつく。寝入る。「床に入るとすぐ―・く」
病気になって床につく。「過労もとで―・く」
[類語](1寝入る寝込む寝込み寝る倒れる眠る眠り込む眠りこける熟睡する熟眠する安眠する就眠するまどろむ仮睡する仮眠する一眠りする一寝入りする就寝する就床する床に就くしんに就く・転寝うたたねする仮寝かりねする・お休みになる・御寝ぎょしんなる/(2病む患う罹る病を得る重るこじれるこじらせる発病発症罹病罹患

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精選版 日本国語大辞典 「寝付く」の意味・読み・例文・類語

ね‐つ・く【寝付】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙
  2. 眠りにつく。眠る。
    1. [初出の実例]「香の逐(おひ)て寝つかぬ蝶や花の上〈太祇〉」(出典:俳諧・俳諧新選(1773)一)
  3. 病気になって床につく。
    1. [初出の実例]「病気をして寝付(ネツ)くや否や」(出典:思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石二八)

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