寝冷不知(読み)ねびえしらず

精選版 日本国語大辞典 「寝冷不知」の意味・読み・例文・類語

ねびえ‐しらず【寝冷不知】

  1. 〘 名詞 〙 幼児などが睡眠中に腹を冷やさないように着せる、胸あて腹あて兼用の肌着。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「古本、鳴く虫、寝冷(ネビ)え知(シ)らず、鏡、運世暦」(出典:浅草紅団(1929‐30)〈川端康成五六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android