寝腫(読み)ねばれ

精選版 日本国語大辞典 「寝腫」の意味・読み・例文・類語

ね‐ばれ【寝腫】

〘名〙 眠っていたために一時的に顔などがはれぼったくなること。
※月は東に(1970‐71)〈安岡章太郎〉五「房江が寝脹(ネバ)れのした大きな顔をこちらに向けており」

ね‐は・れる【寝腫】

〘自ラ下一〙 ねは・る 〘自ラ下二〙 眠っていたため、顔つきがはれぼったくなる。
※枕(10C終)一〇九「夏昼寝して起きたるは〈略〉つやめき、ねはれて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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