寧徳(読み)ねいとく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「寧徳」の意味・わかりやすい解説

寧徳
ねいとく / ニントー

中国、福建(ふっけん)省北東部の地級市。東シナ海に開ける三都澳(さんとおう)(湾)に臨む。1市轄区、6県を管轄し、福安(ふくあん)など2県級市の管轄代行を行う(2016年時点)。人口352万2000(2014)。市政府所在地の蕉城(しょうじょう)区は寧徳市の政治、経済、文化、交通の中心地でもある。産業は三都澳の漁業のほか、水稲サツマイモサトウキビレイシリュウガンなどの果物、および「天山緑茶」として知られる茶を産出する。

[青木千枝子・河野通博・編集部 2017年3月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android