審察(読み)シンサツ

デジタル大辞泉 「審察」の意味・読み・例文・類語

しん‐さつ【審察】

[名](スル)くわしく調べたり観察したりすること。「提出された報告書審察する」

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精選版 日本国語大辞典 「審察」の意味・読み・例文・類語

しん‐さつ【審察】

  1. 〘 名詞 〙 詳しくとり調べたり、観察したりすること。また、そのとり調べ。
    1. [初出の実例]「必先以情審察詞理。反覆参験」(出典:律(718)逸文断獄)
    2. 「若は細思審察して、その解了生ず」(出典:十善法語(1775)一〇)
    3. [その他の文献]〔説苑〕

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普及版 字通 「審察」の読み・字形・画数・意味

【審察】しんさつ

詳しく考える。〔管子、版法解〕是の故に君は事理を審察し、始を愼(しんくわん)す。爲すに必ず其のを知り、れば必ず其の用ふるを知り、用ふれば必ず其の利するを知る。

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