寸端物(読み)スンパモノ

デジタル大辞泉 「寸端物」の意味・読み・例文・類語

すんぱ‐もの【寸端物】

武士佩用はいようした刃渡り2尺(約60.6センチ)以上の刀に対し、それよりも短い刀。近世商人侠客きょうかくなどが用いた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寸端物」の意味・読み・例文・類語

すんぱ‐もの【寸端物】

〘名〙 (ふつうの長さに足りない刃物の意) 刃渡り二尺(約六〇・六センチメートル)に足りない刀。武士がさす刀の常尺より少し短い。商人、侠客町奴などが用いた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android