寸鉄人を殺す(読み)スンテツヒトヲコロス

デジタル大辞泉 「寸鉄人を殺す」の意味・読み・例文・類語

寸鉄すんてつひところ

《「鶴林玉露」地集一から》短い刃物で人を刺し殺すの意。短く鋭い言葉で人の急所をつくたとえ。寸鉄人を刺す。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「寸鉄人を殺す」の意味・読み・例文・類語

すんてつ【寸鉄】 人(ひと)を=殺(ころ)す[=刺(さ)す]

(「鶴林玉露‐地集一・殺人手段」の「蓋自吾儒之、若子貢之多聞、弄一車兵器者也、曾子之守約、寸鉄殺人者也」による) 短いけれども奇抜で適切なことばによって、相手の急所をつくたとえ。警句で、人の急所をつく。〔譬喩尽(1786)〕

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