寺地舟里(読み)てらち しゅうり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺地舟里」の解説

寺地舟里 てらち-しゅうり

1809-1875 江戸後期-明治時代の医師,洋学者
文化6年生まれ。備後(びんご)(広島県)福山藩士。江戸で坪井信道(しんどう)の塾にまなび,緒方洪庵らとまじわる。福山で開業。藩校誠之館洋学科の教授,福山医学校教授兼病院長をつとめ,また蝦夷(えぞ)地東部を調査した。明治8年12月7日死去。67歳。名は豊。字(あざな)は子享。通称は強平。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android