寺尾とし(読み)てらお とし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺尾とし」の解説

寺尾とし てらお-とし

1901-1973 昭和時代の社会運動家。
明治34年11月生まれ。昭和2年労働農民党の書記となる。翌年共産党にはいり,四・一六事件などでの数度の獄中生活に屈することなく地下活動をつづけた。戦後,党再建に尽力したが,41年夫の寺尾五郎とともに中国派として除名された。昭和48年1月29日死去。71歳。愛媛県出身。日本女子大卒。旧姓若松

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android