対外政策決定過程論(読み)たいがいせいさくけっていかていろん

世界大百科事典(旧版)内の対外政策決定過程論の言及

【外交】より

…当面する外交課題いかんによっては,官僚機構内部での省庁間の権限・利益・見方をめぐる争いや合従(がつしよう)連衡の展開などが,政策決定のありように影響をあたえてくる。外交政策決定の過程を微視的に分析・解明する研究方法として〈対外政策決定過程論〉という分野が近年発達してきたが,このような官僚機構内部の対立・抗争・提携に着目して,決定過程を究明しようとする分析枠組みについて〈官僚政治モデル(BPモデル)〉といった名称があたえられている。外交官世界政治【細谷 千博】
【外交の用語】
アグレマンagrément外交使節団の長を接受国に派遣するさいには,接受国の同意を必要とする。…

※「対外政策決定過程論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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