対流混合層(読み)たいりゅうこんごうそう(英語表記)convective mixed layer

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「対流混合層」の意味・わかりやすい解説

対流混合層
たいりゅうこんごうそう
convective mixed layer

地表から 1000m付近までの大気境界層における,対流活動が活発に行なわれる層。地表からの熱供給によって気温や風,水蒸気量などの混合が活発に行なわれているため,大気層内では対流が活発で,風速温位混合比等の値がほぼ一様となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android