対症的(読み)タイショウテキ

デジタル大辞泉 「対症的」の意味・読み・例文・類語

たいしょう‐てき〔タイシヤウ‐〕【対症的】

[形動]
症状それぞれに対するさま。「対症的治療
表面的な状況に対処するだけで、根本的な解決を考えないさま。「対症的方策

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「対症的」の意味・読み・例文・類語

たいしょう‐てき タイシャウ‥【対症的】

〘形動〙
① 目の前の症状に注目して、治療の方途を考え、処置していこうとするさま。
② 転じて、表面的な欠陥などにばかり対処して、抜本的な改革改良を考えつかないさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android