対答(読み)たいとう

精選版 日本国語大辞典 「対答」の意味・読み・例文・類語

たい‐とう‥タフ【対答】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他からの問いかけに答えること。応答すること。返答。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「祖宗先帝之神霊に対答可遊叡慮候間」(出典:開国の御沙汰書‐慶応四年(1868)一月一五日)
    2. [その他の文献]〔嵆康‐幽憤詩〕
  3. 相手期待願望を裏切らないこと。他の要望にこたえること。
    1. [初出の実例]「嗚呼汝夙夜心を尽し思を焦し勉て征夷府の職掌を尽し天下人民の企望に対答(タイタフ)せよ」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「対答」の読み・字形・画数・意味

【対答】たいとう

答える。

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