専門(読み)センモン

デジタル大辞泉 「専門」の意味・読み・例文・類語

せん‐もん【専門】

限られた分野学問職業にもっぱら従事すること。また、その学問や職業。「彼の専門法律だ」「専門外の仕事
もっぱら関心を向けている事柄。「趣味は釣り専門です」
[類語]専攻専業専従もっぱら

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精選版 日本国語大辞典 「専門」の意味・読み・例文・類語

せん‐もん【専門・顓門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 学問・職業などで、その人がもっぱら研究したり、従事したりしている部門、分野。
    1. [初出の実例]「臣学非稽古、業謝専門」(出典経国集(827)二〇・紀真象対策文)
    2. 「当時咽喉専門の医の診断には」(出典:一年有半(1901)〈中江兆民〉一)
    3. [その他の文献]〔漢書‐厳彭祖伝〕
  3. ある一つのことだけに専念すること。一つのことだけに関心を向けること。
    1. [初出の実例]「見容(みえ)専門(センモン)に飾るよりも、知識(がくもん)大事に研く方が、グット身の為に」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉六)

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普及版 字通 「専門」の読み・字形・画数・意味

【専門】せんもん

特定経書学科を修める。宋・陸游〔曾文清公詩稿に跋す〕西の時に方(あた)り、專門名家の師、衆(おほ)きは千餘人に至る。然れども能く後世に見(あら)はるるは寡(すく)なし。揚子(雄)、惟(た)だ一(ひとり)の侯あるのみ。~故に(し)るは、千人と謂ふとも多しと爲さず。一人も少なしと爲さず。

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