導顔(読み)シルベガオ

デジタル大辞泉 「導顔」の意味・読み・例文・類語

しるべ‐がお〔‐がほ〕【導顔】

案内するような顔つき。
「あかなくにまだ夜をこめて帰るさの―なる月も恨めし」〈続後拾遺・恋三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「導顔」の意味・読み・例文・類語

しるべ‐がお ‥がほ【導顔】

〘名〙 (形動) いかにも案内するような顔つき、様子
十六夜日記(1279‐82頃)「浜千鳥いと多くさき立ちて行くも、しるべがほなるここちして」

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