小倉無邪(読み)おぐら むじゃ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小倉無邪」の解説

小倉無邪 おぐら-むじゃ

1690-? 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)3年生まれ。市井の儒者として江戸深川にすむ。時代背景をもとに,思想教訓をつづった随筆「牛涎(うしよだれ)」全18巻をあらわした。天明2年(1782)までは生存。名は三。字(あざな)は永世,新甫。通称は三蔵。別号に無隣。著作はほかに「周易研幾」「天造録」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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