小切子・筑子(読み)こきりこ

精選版 日本国語大辞典 「小切子・筑子」の意味・読み・例文・類語

こ‐きりこ【小切子・筑子】

〘名〙 日本の民俗楽器の一つ。長さ二〇センチメートルぐらいの筒竹二本を、両手一本ずつ持って打ち合わせる。こきりこ歌を始め、各地盆踊り綾子踊(あやこおどり)などで用いられる。古くは放下僧(ほうかそう)の用いたもの。
看聞御記‐永享八年(1436)正月二八日「次早歌、八撥こきりこ度々被打、其芸皆以神也妙也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android