小嚢(読み)しょうのう

精選版 日本国語大辞典 「小嚢」の意味・読み・例文・類語

しょう‐のう セウナウ【小嚢】

〘名〙
① 小さなふくろ。
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉五「贈られし小玉銀入れ置きたる小嚢を持出し」 〔宋史‐勃泥国伝〕
内耳にある嚢状器官の一つ。蝸牛殻管が付属し、通嚢とともに体の位置運動感覚をつかさどる。球形嚢ともいう。〔医語類聚(1872)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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