ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「小山敬三」の意味・わかりやすい解説
小山敬三
こやまけいぞう
[没]1987.2.7. 神奈川
洋画家。 1916年慶應義塾大学予科中退,川端画学校に学ぶ。藤島武二に師事。 20~28年渡欧,C.ゲランに師事。帰国後,春陽会,二科会を経て,36年一水会創立に参画。サロン・ドートンヌ会員,日展評議員,日本芸術院会員。 70年文化功労者,75年文化勲章受章。長野県小諸市に市立小山敬三美術館がある。代表作『M・L夫人像』 (1951,東京国立近代美術館) ,大壁画『紅浅間』 (82,高輪プリンスホテル) ,主著『ゴッホ静物編』。
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