小山進次郎(読み)コヤマ シンジロウ

20世紀日本人名事典 「小山進次郎」の解説

小山 進次郎
コヤマ シンジロウ

昭和期の厚生官僚 元・厚生省保険局長;厚生年金基金連合会理事長。



生年
大正4(1915)年4月26日

没年
昭和47(1972)年9月5日

出生地
新潟県

学歴〔年〕
東京帝大法学部〔昭和13年〕卒

経歴
昭和13年厚生省に入省。社会局保護課長、保険局次長、年金局長、保険局長などを歴任して40年退官。この間、生活保護法改正を手がけ、25年には生活保護法(現行)の制定にたずさわった。その後厚生年金基金連合会理事長を務めた。著書に「生活保護法の解釈運用」は名著と評価されている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小山進次郎」の解説

小山進次郎 こやま-しんじろう

1915-1972 昭和時代後期の官僚。
大正4年4月26日生まれ。厚生省にはいり,戦後,社会局保護課長となり,生活保護法や国民年金制度の制定につくす。昭和42年厚生年金基金連合会の初代理事長。昭和47年9月5日死去。57歳。新潟県出身。東京帝大卒。著作に「生活保護法の解釈と運用」「国民年金法解説」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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