小性町(読み)こしようまち

日本歴史地名大系 「小性町」の解説

小性町
こしようまち

[現在地名]津山市小姓町こしようまち

きよう町・さかい町の南裏に東西に連なる両側町。東は河原かわら町、西は新魚しんうお町、南は船頭せんどう町。正保城絵図に町屋が記され、万治町絵図に町名がみえる。町名の由来について「津山誌」には、津山藩創設当初、藩の中小姓の仮屋敷を置いたためと推測している。享保町絵図では町は西から上下に分れている。元禄一〇年(一六九七)の家数等改帳によると家数三三、本役三五軒、町筋東西八〇間・通道町幅二間二尺、関貫二。同年の人数改帳では六二六人、安政五年(一八五八)には二三一人(町奉行日記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android