小新村(読み)こしんむら

日本歴史地名大系 「小新村」の解説

小新村
こしんむら

[現在地名]新潟市小新・小針こばり一丁目・同三―四丁目・同六―八丁目・坂井東さかいひがし一丁目・流通センターりゆうつうせんたー

西にし川右岸に沿い、南は水田で、白鳥しらとり潟・ガエルマ潟・的場まとば潟など潟沼が散在する。西は亀貝かめがい村、東は寺地てらじ(現西蒲原郡黒埼町)に接する。正保国絵図では高三六石、幕府領。慶安二年(一六四九)村上藩領となる。明暦三年(一六五七)検地では、堀直寄旧家臣で茨曾根いばらそね(現白根市)の住人里見市左衛門に除地として、一町一反一畝余が認められている(北越雑記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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