小日和田村(読み)こひわだむら

日本歴史地名大系 「小日和田村」の解説

小日和田村
こひわだむら

[現在地名]高根村小日和田

西はぬの川の両側に標高一五〇〇メートル級の高原があり、南には御嶽おんたけ山の継子ままこ(二八五八・九メートル)がある。北は小さな山を一つ越せば日和田村、幕岩まくいわ川・小日和田川の流域人家が点在する。日和田村から来た福島街道は当村長峰ながみね峠越で信州に向かう。元禄飛騨国検地反歩帳に村名がみえ、高四石余・畑四町三反余。「飛騨国中案内」によれば免は二割一分六厘、家数四、うち百姓・家抱各二。安永三年(一七七四)阿多野郷増高吟味請書(高根村史)では増高三石余・一町四反、うち高一石余・一町四反余は見取新開増、高一石五斗余は本畑位直増。寛政一二年(一八〇〇)の家数八(村明細帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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