小普請方伊賀者(読み)こぶしんがたいがもの

世界大百科事典(旧版)内の小普請方伊賀者の言及

【伊賀者】より

…また彼らとは別に尾張で召し出された者があり,これらはもっぱら陣中で間諜に任じたという。この系譜を引く者がのちの大奥御広敷勤番の御広敷伊賀者,また明御殿・明屋敷勤番の明屋敷伊賀者,あるいは西の丸山里門勤番の山里伊賀者,普請場の巡視や職工の勤怠を監察する小普請方伊賀者である。その地位はきわめて低く,せいぜい御目見(おめみえ)以下,30俵二人扶持,譜代席,役上下どまりであった。…

※「小普請方伊賀者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android