小林柯白(読み)こばやし かはく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林柯白」の解説

小林柯白 こばやし-かはく

1896-1943 大正-昭和時代前期の日本画家。
明治29年生まれ。上京し今村紫紅(しこう),安田靫彦(ゆきひこ)にまなぶ。第5回院展で「逢坂山」が初入選。第7回以降連続入選し,大正13年堅山南風(かたやま-なんぷう)らとともに同人に推された。のち京都にうつり,京都系院展の中心となる。昭和18年11月8日死去。48歳。大阪出身。本名は茂雄。作品に「道頓堀(どうとんぼり)の夜」「八瀬大原」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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