小林純(読み)こばやし じゅん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林純」の解説

小林純 こばやし-じゅん

1909-2001 昭和-平成時代の水質学者。
明治42年11月1日生まれ。農林省農事試験場技師をへて,昭和28年岡山大教授となる。日本と東南アジア河川の水質を調査。58年以降富山県神通川流域のイタイイタイ病原因を追究し,原因物質がカドミウムであることをつきとめ,被害者の公害訴訟をたすけた。平成13年7月2日死去。91歳。岡山県出身。東京帝大卒。著作に「水質の化学分析法」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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