小沢何丸(読み)おざわ なにまる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小沢何丸」の解説

小沢何丸 おざわ-なにまる

1761-1837 江戸時代後期の俳人
宝暦11年3月生まれ。信濃(しなの)(長野県)の人。高桑闌更(らんこう)の門人。文政2年江戸にでて守村抱儀援助を得,俳諧宗匠としてたつ。松尾芭蕉(ばしょう)研究で知られ,注釈書に「七部集大鏡」「芭蕉翁句解参考」などがある。天保(てんぽう)8年10月27日死去。77歳。本姓は茂呂。名は一元通称は治郎右衛門。別号に古連,漁村,月院社。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android