小沼文彦(読み)コヌマ フミヒコ

20世紀日本人名事典 「小沼文彦」の解説

小沼 文彦
コヌマ フミヒコ

昭和・平成期のロシア文学者 ドストエフスキー協会資料センター代表。



生年
大正5(1916)年3月21日

没年
平成10(1998)年11月30日

出生地
埼玉県浦和市

学歴〔年〕
慶応義塾大学文学部卒,ソフィア大学露文科〔昭和18年〕卒

学位〔年〕
Ph.D.

経歴
昭和25年金沢大学、30年中央大学などで教鞭をとる傍ら、19世紀ロシア文学を翻訳紹介。平成3年、約30年がかりで「ドストエフスキー全集」(全20巻 筑摩書房)の個人訳を完成。またドストエフスキー資料センターを主宰し、文献収集に努めた。著書に「ドストエフスキー」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小沼文彦」の解説

小沼文彦 こぬま-ふみひこ

1916-1998 昭和-平成時代のロシア文学者。
大正5年3月21日生まれ。慶大,ブルガリアのソフィア大を卒業。19世紀ロシア文学の翻訳,紹介につとめ,昭和37年から20年をかけて「ドストエフスキー全集」全21巻の個人訳を刊行。ドストエフスキー資料センターを主宰して文献収集にもあたった。平成10年11月30日死去。82歳。埼玉県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小沼文彦」の解説

小沼 文彦 (こぬま ふみひこ)

生年月日:1916年3月21日
昭和時代;平成時代のロシア文学者
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android